<前回の記事>
「東大卒」
この肩書きに名前負けしていた後輩K君(失礼)
私の「指導するよりも褒めたほうが良い」
という仮説の実験体となっている。
彼のモチベが上がってきたので、
「今だ」と思い、やる気が出そうな仕掛けをした。
結構うまくいったので、紹介してみようと思う。
仕掛け 仕事を振らずに「募集」
K君、そろそろ時間が空きそうだな
あの仕事、やってもらうか
K君は最近、明らかにモチベが上がっている。
それなら…ちょっと小技を使おう!
私はグループチャットに、このように連絡した。
○○の仕事
やってみたい人いる~?
やりたいです!
釣れたww
すると、私の上司からこんな反応が…
K君、積極的だねえ
必殺技「人に褒めさせる」発動!
パワプロなら絶対、評価が上がっただろう。
これでK君のやる気もブースト…してくれるといいな
成長① 新人に熱い指導
ゆーたろくん聞いて
K君、新人に熱い指導してたよ
指示してないのに!
後で褒めておきます!
新人にとって「なんでも聞ける先輩」は貴重だ。
弊社の後輩は「バリバリやる」系が少ない一方、
「優しい」「面倒見がいい」キャラが多い
明らかに元ニート後輩Tさん(↓)の影響
彼以降に採用された人は、みんな面倒見がいい。
元ニート後輩Tさんについて、興味のある方はこちら
成長② 提案が増えた
来週のミーティング
論点をまとめてみました!
私の理解は合ってますか?
メモ取りという指示に対して
1ランク上の準備、偉いぞ!
私は仕事を振るとき、
趣旨と方向性だけ伝えることが多い。
指示が不明確に見えるデメリットはあるが
自由度が高いというメリットがある。
裁量を与えると「提案」が増える。
考えるクセがつき、成長も早くなる。
モチベが高いひとには、効果的だと思っている。
成長③ 自分で効率化
あれ、このツール…
K君が作ったの?
はい!最近
プログラミング勉強してて
これなら1クリックで完成です!
ついに「自分なりの効率化」をし始めた。
1~2年目だと、間違えるのが怖くて、
・研修で習った方法
・上司に言われた方法
これらにこだわることが多い。
研修で習う方法には「趣旨」があって、
趣旨を満たすやり方はひとつじゃない。
2年目でそれに気づけるのは、素晴らしいことだ。
脱・新人
K君は1年で「脱・新人」を見事に達成したと思う。
まだまだ抜けている部分はあるが、かわいい後輩なので、今後も見守っていきたい。
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いかがでしたでしょうか!
まだまだ魅力的な後輩がたくさんいます。
更新をお待ちください。
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