【生命保険】新社会人が直面する「知り合い営業」の罠

お仕事・雑記
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社会人1年目~3年目くらいに結構発生する、
「生命保険」の営業を受けるというイベント

私は大して調べずに契約してすごく後悔したので、
戒めのために記事にしておこうと思う。

特に新社会人の方に、この記事が届いて欲しい。

担当がこんな人なら気をつけろ

基本は「一度断って自分で調べる」のが正解
気を付けるべきは、それをさせてくれない人の場合だ

 

親の営業担当(&親)

親の保険の営業担当者は、子供の契約を虎視眈々と狙っている。
親も親で、「アンタも社会人になったんだから」と、あたかも社会人としての常識のような言い方で契約をすすめてくることがあると聞く。

友人

・昔の友人から突然連絡がある
・大学の友達が保険会社に就職した

このパターンはよく聞くし、実際多いんだろう。
「友達を助けると思って」という気持ちは捨てよう。

 

「貯蓄型」「掛け捨て型」

生命保険には「貯蓄型」「掛け捨て型」がある。
※貯蓄型→積み立て型とも言う

死亡時や病気時に保障してくれる
私は、これが生命保険の存在意義だと思う。
そこは個人の気持ちの問題で、否定するのは難しい。

 

だが「貯蓄もできる」ということをアピールされることがある。その場合は「貯蓄型」の生命保険だ。

この「貯蓄型」を選択する際に、よく考えてほしい。
貯蓄をするなら、別の方法はいくらでもあるからだ。

 

無知が引っかかる「返戻率」

返戻(へんれい)※そもそも読めない

 

返戻率とは、払ったお金が戻ってくる割合のこと。
「貯蓄型」では、解約時or満期にお金が戻ってくる。
例えば100万円払い、解約時に100万円返ってきたら、返戻率は100%だ。

返戻率100%!
元本が割れないので安心!

 

私は本当にこれを言われた。
…信じそうになるが、よく考えてほしい。

定期預金(利率0.15%)にその分のお金を使えば、利息が手に入る。要するに100万円+αになる。
そっちの方がお得では?

 

じゃあ、返戻率110%!とか言われたら?
すごく利率がいいように見えるけど、
「利率10%」ではないので注意が必要。

 

返戻率は「%表示」なので、利率と混同しがち。
ちゃんと換算したら、
他で投資したほうがマシとわかることもある。

 

利回りに換算したらいくらなんですか?

私は最低限、これを答えられない営業の人とは
契約の話をしないようにしている。

 

営業を受けた時の対処法

まず一度断り、自分でお勉強する

これを徹底しよう。
ググるだけでも知識はかなりマシになる。

 

最低限、考えるポイントをあげてみた。

・そもそも生命保険は必要?
・「貯蓄型」にする必要ある?
・貯蓄型の場合、他の投資と比べてどう?
(※iDeCo、NISAを差し置いてやる必要あるか)
・保険会社の取り分(手数料)はいくら?
・税金の優遇はある?

 

本当は、お金の動きをシミュレーションできればいいのだが、なんとなく調べてみるだけでも十分だ。

 

支払いが長期になる契約は本当に慎重に考えよう。

同じような長期契約で住宅ローンのことについても書いてるので、参考に置いておく。

安易に家を買うな!〜住宅ローンで破産する若者達〜
20代でも平気で「家を買う」と言い出すひとがいるがちょっと待って欲しいというお話。 帰省した時に母に言われた。 母「ゆくゆくはお前、祖父の土地と家、相続することになるよ」 俺「住む気ないし…売っ...

 

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いかがでしたでしょうか!

保険会社の人に嫌われそうですが、私の考えを覆すような反論を引っさげてきてくれる人がいるなら、ある意味信頼できるのではないかと思います。

大事なことは、自分で考えて選択をすることです。

 

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