資産運用という言葉を出すと、
株でも買うの?
みたいな反応が返ってくることが多い。1番最初に「株式」を思い浮かべる人は、実は結構危険である。資産運用というのは、少しリスクがある貯金である。儲けるためのものではない。
資産運用は、長いスパンで考えると効果が高い。
つまり、若いうちに始めたほうがお得なのだ。
(俺も、もっと前から勉強しておけば…)
今日は、学生や新社会人といった初心者にもおすすめできる、「インデックス型投資信託」を紹介する。
銀行預金だけじゃダメ?
銀行預金のメリットは、銀行が潰れても1千万円までなら返金が保証されることである。
比較的安全、すなわちローリスクなのである。
その代わり、リターン(利息)も少ない。要するに、無くならないが大して増えもしないのだ。
ちょっとだけリスク取るから
もう少しお金増やしたい。
こういう人に、今日の記事はオススメできる。
分散でリスクを抑える
「分散投資」でリスクが下がるというのは、競馬を例にするとわかりやすい。1頭に全額ぶち込むより、複数の馬に分散して金をつぎ込むほうが、リスクを抑えられることが多いのだ。
最初に言った「株式投資が危険」という理由は、
1人でたくさんの銘柄を買うことができない
(=分散できない)からなのである。
その他のリスク軽減策として長期投資、積立投資もあるが、長くなるので別の機会に回す。
インデックス型とは?
例えばこの商品
日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。
要するに、全世界の株式を分散して持っているかのような商品である。現物株式を買うよりはリスクが低いと考えられている。
このように、株価のような一定の指数に連動して値動きするような商品を、インデックス型(パッシブ型)商品と言う。
5000円くらいの低価格から投資ができるので、
お勉強がてら始めてみて、感覚をつかんでいくことをオススメしたい。繰り返すが注意すべきは、儲けようと思わないこと、貯金だと思うことである。
コロナで価格落ちてるけど?
まさにその通りである。
短期的(1年とか2年とか)に資金を増やしたいなら、今は買うべきではないという意見もごもっともだ。
逆に長期的(10年、20年)という視点で考えると、価格が戻ってくることも期待できる。
このグラフを見てほしい。
大和ストックインデックス225 リンク(yahoo)
※日経平均株価に連動する、インデックス型投資信託
青線が基準価格である。
コロナ影響で落ちてはいるが、2011年から比べるとかなり上がっているだろう。
つまり、長いスパンで価格が伸びていくのかどうか、という観点で見れば、今のうちからこういった商品を買っておくことも1つの選択肢なのである。
買う前に調べてほしい制度
ちょっと買ってみようかな?
こう思った人がいれば、その前にググってほしい制度が2つある。iDeCoとNISAである。これらは簡単に言うと一部の税金が免除になる制度だ。機会があれば、次のブログネタにしようと思っている。
iDeCo
老後資金を貯めたい!と思っている人におすすめ。利益が出ても非課税、受け取るときも非課税という優れものである。
NISA・積立NISA
こちらは、特に目的はないけど5年~20年くらいのスパンでお金を貯めたい、と思っている人におすすめだ。
人の意見を鵜呑みにしない
お金が絡むことは自分で調べ、納得して決めることが重要。私は、言われるがままに契約して後悔した経験がある。私の意見もまたしかり、批判的な目で検証してほしい。
こちらの記事も合わせて参考に載せておく
ーーーーーーーーーーー
いかがでしたでしょうか。資産運用なんて全然わからないよ!って人に向けて書いたので、詳しい人からすると物足りなかったかもしれません。
続編も書きたいと思ってます。更新告知はTwitterで行うので、興味を持ってくれた方はTwitterのフォローをよろしくお願いします。
コメント