【昔話】20年前に「まひるみ」で伝説を狩り続けたエーフィ

ポケモン
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※20年前の話です

 

放課後、友達の家にみんなで集まった。

ゆーたろ!ポケモンやろうぜ!

いいよ~

 

相手のパーティ

…当然のことながら、ぼこぼこにされた。

 

ポリシー「伝説は使わない」

20年前に小学生だった(歳がバレる)私は、一つのポリシーがあった。

伝説は使わない!

 

…とてつもなくストイックな目標である。
当時(第2世代)251匹の中から、伝説に対抗できる逸材を探し出すのは至難の業だった。

 

「まひ」に着目

「まひ」させれば

すばやさ下がるし

運が良ければ動けないかも

 

小学生の私は、この技に目を付けた。

金銀 わざマシン07
でんじほう(でんき・特殊技)
威力100/命中50/相手をまひ状態にする



初代、2世代伝説は飛行タイプが多かった。


ポケモン金銀のマイナーチェンジ版「クリスタル」でパッケージを飾ったため、子供達には大人気だった。

これらのポケモンに軒並み抜群を取れ、まひの追加効果も持つ電磁砲は、ぶっ刺さるはずだ。

 

唯一にして最大の難点は、命中率50%

当てなきゃ負け

当てなきゃ負け

当てなきゃ負け

 

大物を食らうには、運も重要な要素である。

 

「ひるみ」に着目

初代最強と称されていたエスパータイプは、金銀で弱体化されることとなった。

「あく」「はがね」タイプの追加である。

 

いい技があるじゃないか!

かみつく(あく・特殊技)
威力60/命中100/相手をひるませる(30%)

 

当時は物理・特殊の区分がタイプ依存であり、
「あく」タイプの技はすべて特殊技扱いだった。

小学生の私は経験則で「エーフィのかみつくは意外と効く」ことに気づいた。

そして 抜群を取れる。

 

相棒「エーフィ」

サイコキネシス/かみつく/電磁砲/朝の日差し
持ち物:食べ残し(うろ覚え)

 

当たれ当たれ当たれ!

ひるめひるめひるめ!

※害悪運ゲマンと化した幼きゆーたろ

勝てる!こいつなら勝てるぞ!!
謎の自信に満ち溢れていた。

 

パーティの最終系

だいたいこんな感じで仕上がったはず。
エーフィとカビゴンは自慢の型だった。


エーフィ サイキネ/かみつく/電磁砲/日差し
カビゴン のしかかり/地震/カウンター/ねむる
キングドラ 波乗り/ドロポン/竜の息吹/冷凍B
スターミー 波乗り/10万/冷凍B/自己再生
バンギラス 噛み砕く/岩雪崩/地震/大文字
カイリュー 逆鱗/大文字/雷/電磁波

麻痺を撒く気満々である。

エーフィの次に大活躍したのがカウンターカビゴンだ。当時最強クラスの技「はかいこうせん」を耐えてカウンターできる強ポケだった。8世代となった今も使われているのがすごい。

カウンターは初代(赤緑)で捕まえて、技マシンを使ってから戻すという面倒な作業があった。勝つためにちゃんとやった。偉いぞ。

 

こうしてエーフィとカビゴンに自慢のポケモンをボコボコにされた友人たちは、カウンターカビゴン対策の身代わりや、さいみんじゅつを駆使した戦術を使い始めることとなり、環境は混沌を極めたのであった。

 

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<20年後の私>

「2倍の確率でひるむトゲキッス、化け物だろ」

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