【2024年版】ライトなコナンファンの私的映画ランキング

お仕事・雑記
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2022年版 https://youtaro1234.com/?p=2020
2020年版 https://youtaro1234.com/?p=193

基本的には全部面白かったという前提で書いていきます。軽いネタバレ要素はあるので注意して下さい。

2024年版私的ランキング

新作の感想

100万ドルの五稜星(2024)

今年は最速上映に行けました!

平次が主人公になると「歴史」「和」がテーマになることが多く、個人的には好きなジャンルなので期待していました。迷宮の十字路は「義経と弁慶」、から紅は「百人一首」など。

今回の舞台となった函館は個人的に好きな街で、過去に3回ほど旅行に行ったことがあります。作中で登場する街並みや観光スポットは、現実にかなり近い形で描かれていたのでとても楽しめました。機会があればぜひ聖地巡礼してほしいですね。

平次回は「平次+コナン」で推理することになるため、謎解き要素が多くなる傾向にあると思います。本作も例にもれず謎解き要素が多かったことから、本編をあまり知らない人にもおすすめできる作品かなと思います。

ちなみに、エンドロール後が本番です。さすがに声が漏れそうになりました。

一つ文句を言うとすれば、終盤のアクションだけどうにかならんのかね。人間離れしていることには目を瞑れるのですが、そこでそれやる必要ある?って思ってしまうと少し冷めちゃいます(純黒とか紺青とかも)。

 

前回から追加された作品

ハロウィンの花嫁(2022)

警察学校編の5人が主人公のお話。BUMP OF CHICKENの「クロノスタシス」が主題歌となっており、ファンの私としてはそれだけで期待値MAXでした。

予備知識が必要だったように思いますが、前提知識がある人にとってはかなり楽しめる作品な気がします。キャラパワーが高く、警察学校編の5人は根強い人気があるうえ、佐藤刑事&高木刑事、千葉刑事、目暮警部など警視庁組の主要メンバーもしっかりフォーカスされているので、この辺が推しの人にはたまらないでしょう。

個人的には、エレニカとコナンの関係性がとてもよかったです。新一ではなく、小さくなった姿のコナンだったから伝わったメッセージがたくさんあるし、コナンの変わらない信念も垣間見えたのがGoodポイントでした。

恒例のアクションですが、今回はピックアップが安室さんなうえに、犯人の「プラーミヤ」もとんでもない奴なので、覚悟して見てください…

 

黒鉄の魚影(2023)

私の好きなジンの兄貴と灰原哀が出てくるので、これもまた期待値が高かった作品。

AIによる「顔認証」「老若認証」という、現在でも一部実現していて、将来実現してもおかしくない技術を取り上げたという意味では、ベイカー街の亡霊を見た時に近いワクワク感はありました。

相手が黒の組織ということもあり、終始緊迫した雰囲気で話が進んだことや、映画オリジナルキャラ「ピンガ」の能力が高いこともあり、ハラハラする展開で楽しかったです。謎解きという意味では若干物足りない部分があったかもしれません。

コナンと灰原の絡みはちょっと過剰だなあ、という感想でそこが残念ポイント。

 

前回からの順位変動

ベイカー街の亡霊

私は「から紅の恋歌」がかなり好きで、おそらく世間の評価よりも2段階くらい高いのですが、コナン映画をあまり見たことがない人におすすめする際、自信を持って薦められなかったのも事実でした。そのため今回は本作品を繰り上げ1位としています。

この作品は、「現実」と「仮想」の2軸で話が進むという点で、当時からしたら最先端のテーマだったんじゃないかという気がします。むしろ最近の若い人の方がよりリアリティを感じるかもしれません。

「親子」「血縁」「権力」みたいな、すごく身近なテーマについて考えさせられる作品であり、子供が見ても刺さる部分が大きいんじゃないかと思います。大人の汚い部分、それに影響されてしまう子供達、それでもわが子をかわいいと思う気持ちは持っている親が大半であることなども描かれています。片親貧乏少年だった私にはグサグサ刺さりました。

余裕があれば、これを見る前に前作の「天国へのカウントダウン」を見るのがいいと思います。どちらも少年探偵団が主人公格の働きをしますが、灰原と少年探偵団の関係性が大きく変化しています。その心の動きを感じられれば、より楽しめること間違いナシです。

 

瞳の中の暗殺者

金曜ロードショーのリクエストランキングで1位になった本作。蘭が記憶喪失になってしまったことに伴って、蘭を大切にしている周りの人たちの思いがすごく鮮明に、感動的に描写されています。ベイカー街もそうですが、人間は当たり前だと思っていることが当たり前じゃないと知ったとき、それを大切にしなければならないことに気づくのでしょうね。

蘭の記憶が戻るその瞬間の描写、そこに至るまでの周りの人間たちの行動、謎解き、犯人に勝つ爽快感、すべてきれいにまとまっていると思います。

最後の「Need not to know」も「江戸川コナン、探偵さ」とは真逆の決め台詞でカッコイイ。

この文章を書きながら順位を2段階くらい上げました。

 

Huluは通常回も見れるよ!

1年くらいあれば全部見れると思います(長い)。

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