20代でも平気で「家を買う」と言い出すひとがいるがちょっと待って欲しいというお話。
帰省した時に母に言われた。
母「ゆくゆくはお前、祖父の土地と家、相続することになるよ」
俺「住む気ないし…売ってくんね?」
母「簡単に買い手なんて見つからないでしょあんな田舎~」
家を買うのは本当に得か
「毎月10万円の家賃を払うくらいなら家を買ったほうが得です」
家を売る人の決まり文句、っていうイメージ
ほんとにそうだろうか?
30年賃貸したとしたら、
10万円×12ヶ月×30年=3,600万円
家を買えば
「同じ支出で3,600万円の家があなたのものに!!」
これも決まり文句のイメージがある。
ほんとにそうだろうか?(2度目)
住宅ローンに詳しい某社長のお話
住宅ローンに詳しい会社の社長と、仕事で話す機会があった。
住宅ローンを返せなくなるパターンってどういうケースなんですか?
リストラ、病気、離婚 じゃないかな?
(リアリティあるな…)確かに、住宅ローンって、終身雇用前提みたいなところありますよね
40くらいで突然リストラ、ってこともあるし、体調崩して働けなくなるケースもあるね。
離婚、っていうのもあるんですね
多い多い(笑)。普通に不仲になることもあるけど、例えば旦那がリストラされて見捨てられるとかね。夫婦一体で返せると思ってたけど、別れた結果破産したとか、あるよ。
そもそも、身の丈以上の立派な家を買おうとするひともいるよ。分割だと払える気がするんだろうな〜
環境は変化する
もともと家を買うなんて考えたこともなかったが、余計家を買う気が失せた。
冷静に考えて「今の生活を30年続ける」なんてあり得なくね?
そもそも同じところに30年住む自信がない。飽きるだろ
「仕事辞めて新しいことをしたい」と思っても、一時的に収入が落ちることが許されない。体調を崩すうんぬんも一緒。
賃貸なら、身の丈に合った家へ引っ越せるけれども。
30年後の家の価値って…
「30年後の家は、築30年になっている」
(当たり前すぎる)
家を借りるとき、「築30年の家に住みたい」ってなりますか???
30年後に残っているのは、3,600万円の家ではなく、対外的には価値のないデカブツかも。
一応「土地」は理論上、「使っても価値が減らない」という扱いだが、地価変動はするので、30年同じ価値を保つ保証はない
田舎だと、そもそも買い手がいないことがある
家を買うつもりの人はよく考えよう
自分はあんまり買う気がないけれど、持ち家のメリットもあるんだろうきっと。
そういう人は、「ちゃんとリスクを分かって」ローンを組みましょう!
返せなくなっても知らないよ!
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